日生のことば


以前、岡山弁と関西弁の境界という記事において、
http://d.hatena.ne.jp/tsureduretei/20090227
備前市日生(ひなせ)町までは岡山弁なのに・・・と書いたのですが、
インターネットを検索していると、「日生の言葉は、岡山弁と異なる」
という記事があったので、紹介します。


日生弁あれやこれや
http://www.geocities.jp/darumasanhhh/hinasebenarekore.html


私が営業で回っていたとき、日生町では、岡山弁しか聞こえなかったのですが、
同じく県境付近にある吉永町の人では、確かに関西弁の混じっている人は
いたように記憶してます。


上記のホームページによると、雪が降ってきたときに、
「ゆきじゃー」と話すと、岡山弁だと、「き」にアクセントがつくのに、
日生の言葉だと、「ゆ」にアクセントがつくと書かれています。
これは、「じゃー」の部分は岡山弁だけれども、
日生の言葉では、関西アクセントで話していると思われます。


どうやら、日生の言葉は、語彙は岡山弁でアクセントは関西弁の可能性が
あります。
近頃は、日生も鉄道や道路が開通したり、生粋の日生出身じゃ無い人が
増えてきたりして、独特の言葉が無くなりつつあるのかもしれませんが。


上記ホームページを下の方まで読み進めると、日生(ひなせ)は、戦前頃まで
「ヒナシ」と発音していた、と書かれていてびっくり・・・。
世の中知らないことが沢山あるものです。


上記ホームページの作者さんが、本を出版されているようです。
ご興味のある方は、どうぞ〜。
http://www.geocities.jp/darumasanhhh/tyosyo.html