市外局番の桁数


昔は、電話番号の市外局番の桁数は、一種の「都会」「田舎」を
区別する材料になっていました。
市外局番5桁から4桁に変更すると、うちも都会になってきたなぁ、
なんて思っていた人も多いのでは無いでしょうか。


大学時代に部活の名簿を作ったとき、後輩の実家の市外局番が6桁で
書いていたので、「これ、おかしくない?」と聞いたことがありました。
それまで、市外局番は5桁が最高だと思っていました。
よくよく聞いてみると。局番が無く、市内通話は、4桁のみの地域だった
そうです。
「市内通話が内線感覚やん、すげー!」とみんなで感心しておりました。


しかし、平成18年に、北海道紋別郡滝上(たきのうえ)町を最後に、
6桁の市外局番は無くなってしまいました。


岡山でも、今の浅口市である旧金光町と旧鴨方町は、2001年まで
6桁市外局番だったので、今は減ったと思われるのですが、
若干、看板等に6桁の記載が残っていました。



2010年現在で、最も桁数が多いのは5桁の市外局番です。
岡山市は、現在「086」という3桁の市外局番ですが、合併で、
灘崎町管内は、「08636」という5桁の市外局番です。


政令指定都市、県庁所在地の中で、市外局番が5桁が残っているのは、
ここだけなんです。
これって、とても貴重なので、そのまま残して欲しいな、と思うのは、
ひねくれた感覚を持つ私だけでしょうか。


今は、田舎がダサくて、都会が格好いい時代では無いんだけどなぁ。



岡山市の不動産は有限会社バルプラン