照明

私が昨年入居した中納言町コーポラティブ住宅での「家づくり」
エピソードを紹介させていただきます。


みなさんは、暗い照明が好きですか?
それとも、明るい照明が好きですか?


私は、ヨーロッパの家のような、電球色の照明に憧れていました。
まだ実家に住んでいた頃、電球色の蛍光灯が登場したときに、
「リビングの照明を電球色にしよう」と両親に提案したことがありましたが、
「暗くなってしまう」
の一言で、却下されてしまいました。


照明計画は、難しいです。
自分自身が、どれくらいの明るさを好むのか分からないし、
図面を見ただけでは、どれくらいの明るさの部屋になるのか、
さっぱり分からないからです。


ずっと天井のひっかけシーリングのライトしか知らなかった私は、
多様性のある照明器具の世界を見て、本当にびっくりしました。
照明一つで、沢山のメーカーがあり、多種多様な照明器具が
揃っています。


これだけ、種類がありすぎると、
カタログ大好きな私も疲れてきて、
設計士さんの提案に頼って、照明器具を決めていきました。



コンセプトとしては、
リビング食卓上の照明は、少々お金を出してでも凝った照明にする。
その他は、お金をかけない、方針で決めました。


スポットライト、ダウンライト、トップミラー球、など私の小さな家にも、
用途や場所に応じて、様々な種類の照明がつけられました。


家の工事が終盤に差し掛かったとき、電気工事屋さんに、
「もう電気つきますよ」
と言われたので、建築中の我が家を点灯してもらいました。


それまで夜は真っ暗な家でしたが、
照明がついた途端、家に命が吹き込まれたような、
なんとも言えない気持ちになりました。