ダッチオーブン


3年ほど前、北木島デイキャンプへ行ったとき、
ダッチオーブン」なるものを初めて見ました。見た目は
鉄で出来た深い鍋となんら変わらず、何故これがオーブンと
呼ばれるのか不思議に思っていました。


この深い鍋には、鉄の蓋がついており、この蓋の上にも、
炭を乗せることができるため、上からも下からも加熱する
ことができます。そして、蓋の重みで、内部は圧力がかかった
状態になり、鍋の中の肉や野菜に、よく火が通る代物で、
見た目は鍋でも、立派なオーブンにもなるいう次第。


中納言町コーポラティブ住宅で、家を建てるとき、
キッチンのガスコンロを選ぶ必要があったのですが、
パンフを見ていると、ダッチオーブンが使えるガスコンロがありました。
グリルの中にダッチオーブンを入れて、加熱と余熱で調理するそうです。


オーブンに材料を入れて加熱するだけなら、楽に料理ができるなぁと思い、
このコンロを選択してみました。私のお隣に住まわれる方も、
ダッチオーブン対応のコンロを選ばれました。


住み始めて、ダッチオーブンを使ってみようと思ったのですが、
コンロについていたレシピが、手の込んだ料理に見えてしまい、
なかなか使ってませんでした。ある日、お隣さんにお会いして、
ダッチオーブンを使っていないことを話すと、「うちは、ダッチオーブン
で楽しく料理してますよ〜」とおっしゃっているでは無いですか!


これは負けられない!と思って、私も早速料理をしてみました。
うちのコンロだと、加熱20分、余熱20分で、
たいていの料理ができあがるようです。
1日目は、ポトフもどきをつくり、2日目は、本格的に
豚肉のローズマリー風味を作ってみました。
肉は、芯まで火が通っているし、野菜は、本来の旨みが感じられ、
なかなか美味しい。。。


自分で作った料理は、基本的に何でも美味しく
感じる私なんですけど・・・。


お隣さんは、ダッチオーブンで色々な料理を試されているよう
なので、私も色々挑戦してみようかな、と思っています(笑)。