糠平観光ガイド・三国峠ダウンヒル


北海道の知り合いが教えてくれた、糠平(ぬかびら)という
温泉集落。。。人口は150人ほどの、とても小さな町です。
私は、2000年10月に初めて遊びに行きました。もう8年も前の
ことになります。


ここで泊まったのが、東大雪ぬかびらユースホステル
http://www.d1.dion.ne.jp/~nukabira/
当時、大学生だった私は、ユースホステルを泊まり歩いて国内を
旅してました。ユースホステルと言っても、今は踊ったり、歌を
歌ったりするミーティングは無く、男女別の相部屋というだけです。


今日は、ここで行っている自転車ツアーをご紹介します。
三国峠ダウンヒル」と名付けられた自転車ツアー。宿のご主人が、
車に自転車を積んで、糠平から北へ30キロの三国峠(北海道の
国道最高地点)まで運んでもらい、そこから下り坂を糠平までひたすら
下ってくるという、らくらくツアー。


三国峠から見える樹海の景色が圧巻です。。。雲海が広がっていたり、
密林が広がっていたり、色々な景色を見せてくれるのですが、不思議なのは、
景色が良いのに、あまり人がいないことでしょうか(笑)。鼻歌を歌いながら
自転車をこいでも恥ずかしくありません。
三国峠http://www.d1.dion.ne.jp/~nukabira/mikuni.html


三国峠から下りると、森が切れて原っぱのようになった平地が広がります。
ここが三股(みつまた)。ここは、その昔国鉄士幌線の終着駅(十勝三股駅
のあった場所なのですが、1000人を超える人口も林業の衰退と共に減り、
鉄道も廃止され、今は民家が2件しか無いというところです。
「三股の景色」http://www.d1.dion.ne.jp/~nukabira/rupinasu.html



ここに来ると、「兵どもが夢の跡」のような、不思議な気分になります。
自然の音以外は、ときどき走るクルマの音だけ・・・。以前は、沢山の人が
生活してたなんて信じられない光景です。産炭地だと、産業遺構が残っていますが、
林業で栄えた町なので、何も残っていません。


この三股にある民家2件のうち1件が、「三股山荘」と言う、
ログハウスの喫茶店。ここで、昼飯とケーキを食べて、まったりするのが、
私の楽しみ方。
ときには、自転車を漕ぐ時間よりも、ここの滞在時間の方が長いことも
あったりして。。。


このツアーは、メガネ橋と呼ばれる「タウシュベツ川橋梁」を見たり、
幌加温泉に寄り道をしたり、と色々楽しむことができます。
下り坂ばかりかと思いきや、糠平の集落手前で、若干上り坂があるので、
ご注意ください。