ゲド戦記
先日、日本テレビ系列で、スタジオジブリの映画「ゲド戦記」が
放映されました。
私、スタジオジブリのアニメは、結構好きなのですが、
この「ゲド戦記」だけは、映画を観て驚愕したもので、
ぜひ多くの方に、原作を読んで欲しいと願っています。
私は読書は、ずっと苦手だったのですが、
高校生のときに、ナルニア国ものがたりなど、岩波書店の児童書を
よく読んでいた時期がありました。
「ネバーエンディングストーリー」の原作「はてしない物語」は、
映画よりも、丁寧に描かれていて、本当に感動したものです。
岩波書店のどの本にも巻末に、「ゲド戦記」の広告が載っていて、
いつも気になっていました。
また当時、どこの本屋さんにも、児童書コーナーの棚の一番上に、
長く売れていない「ゲド戦記」のセットが置いてありました。
このお値段が高くて高くて。。。今は文庫が出ているのですが、
数年前まではハードカバーしか無かったのです。
18:47 2011/07/16
しかし、「ゲド戦記」がジブリで映画化される！と聞いた６年前、
冬のボーナスで、大人買いしてしまいました。本６巻セットに
１万円超えてました（苦笑）。
仕事も結構ハードだったのに、寝る前に少しずつ読み進めました。
私は遅読なので、なかなか前に進まないのですが、
かなり面白い本でした。
「アースシー」という魔法の存在する架空の世界に、
この作者は旅をしたことがあるんじゃ無いのか？と思うくらいの
緻密な物語構成には、驚きを隠せませんでした。
「ゲド戦記」は、映画よりも、原作が面白いです！
機会があれば、ぜひご一読ください。
